Born to be a Loser

死んでも親の脛をかじり続けたい人間のブログ

1月を振り返って

こんばんは、NooBooMです。

早いもので2020年も十二分の一が終わりました。

1月1日に今年はブログ活性化と意気込んでからの31日間を、自分のためだけに振り返ります。

まとまらない、とりとめのない記事ではありますが、初めてブログっぽいブログの記事になった気がします。

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31日、31記事

 

もくじ

 

序盤

2020年元日に投稿した上記記事から新しいソフトを試す頃までは正月休みという時間的・精神的余裕やPC新調という話のネタがあったため、スムーズに記事の更新が続きました。

10日には一度#TILで日を凌ぐなどしていましたが、この時点ではまだネタの枯渇には至っておらず、下書きの完成が間に合わなかったための応急パッチ的な対応になります。

 

中盤

Windows10終了に伴う作業もまだ続き、週末に記事を書き溜めたおかげで中盤も比較的順調に記事を書き進められました。

この頃は新しいワークステーションのハードウェア的な部分は一段落しており、入れ忘れたソフトやまだ見ぬ代替品を求めていた頃になります。

時間的・精神的な余裕も正月休みのマージンが残っていたため安定期でした。

 

終盤

この記事を書き終えた頃には、新マシン移行に関する話のネタ時間的・精神的余裕も枯渇していました。

毎日ブログを更新するという目標の為だけに、質の低い記事を惰性で書いていました。

 

この頃になると正月フィーバーの終了か、あるいは記事の質の反映か、ブログのPV数は正月時点に比べると4割ほども落ち込んでしまいました。

アフィリエイトや宣伝のような実利のためのブログではないとはいえ、PV数というのは少なからずブログを更新するモチベーションです。

それが減少すれば必然的に記事更新への期待も低下し、マイナスの螺旋が2月1日本稿執筆時点なおも続いているように思えます。

 

反省

このブログの価値

一方で、右肩下がりのPV数から学ぶこともありました。

それはこのブログの存在価値です。

 

度々過去の記事でも話題に出していますが、本ブログにおける人気記事とは楽曲データ取得の解説だったり便利ソフトの紹介だったりゲームの便利化手順のこれまた解説だったりするわけです。

すなわち読者のニーズ有益な情報であって、私の自分語りではないということです。

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価値とは

他人のブログにわざわざ目を通す理由はなんでしょうか。

恐らくそれは何らかの感情を満たすためか、有益な情報を得るためだと考えています。

例えば、面白いものを読んで暇潰しがしたいとか悲しい気持ちを誰かと共感したいとか、或いは新製品の使い勝手が知りたいとか環境構築のトラブルシューティングが知りたいとか、いろいろなケースは浮かぶものの目的はこの2つに集約できるのではないでしょうか。

それこそが読者にとってのブログの価値です。

 

もちろん自分語りを価値へと昇華させている方も居ます。

それは語る内容そのものが面白かったり、引き込まれるような語り方をしたり、その方自身が魅力的だったり、或いはみすぼらしさをあえて見せて嘲笑されることで価値を生む方もいるでしょう。

自分語りもさまざまですが、エッセイや芸能ゴシップ(これは他人語りですが…)が一定の人気をもち、有名人のツイッターやブログを購読する人が後を絶たないように、個人に対する頓着が価値になる場面は確かに存在します。

 

しかしながら、凡庸で無味乾燥な私の自分語りを求める人がいったいどれだけ居るでしょうか。

価値のないものを垂れ流しても人が来ないのは至極当然のことです。

私のブログはエンターテインメントにはなり得ません。

 

価値とPV

価値あるものに人が集まる。ゴミは見向きもされない。

これは、本当に、至極当たり前のことです。

誰だって分かることで、言われるまでもなく知っていることです。

だから、このブログが読者にとって価値あるものとなるためには読者のニーズを理解し、それを提供しなければなりません。

エンターテインメントたり得ないのであれば、有益な情報提供の道しかありません。

しかしながら私は、毎日更新すればPVが増えて承認欲求が満たせるカモ、という浅はかな考えでブログ活性化活動などと戯けた目標を掲げてしまいました。

 

この記事で書いたことでもありますが、毎日更新という手法が有効なのは固定客がいる場合です。

例えば毎日役立つ情報を載せたり読み物として面白いものを提供したりして、それを求める読者がいてこそPVに繋がるやり方です。

先述のように、私のブログは何かに関するピンポイントな情報を求めてくる一見さんがPVを生んでくれています。

彼ら彼女らにとっての価値とは概して、求める情報です。

従って、このブログがPVを稼ぐには毎日更新ではなく、有益な情報を載せることこそが最重要事項なのです。

(尤も、価値があってもPVに繋がらないこともあるでしょうが…)

 

自分にとっての価値

前の記事やこの記事を書いていると、なぜブログを始めたのか考えます。

すると、私にとって私のブログの価値とは承認欲求を満たす方法であり備忘録でもあることを思い出します。

 

読者のニーズを満たしてPVを増やすというのは承認欲求を満たす為の方法。

その意味での私にとっての価値は十分に発揮できないのが現状です。

他方、このブログには私のための備忘録としての価値もあります。

XPSにWin10を入れ直した際にはどんな設定をするんだったかと環境構築の記事を見返したり、MIDIキーボードのDAW別ドライバーはどこからDLするんだったかとLX49+の記事を掘り起こしたりと、備忘録としてはなかなか便利に機能しています。

 

一方で、自分にとっての価値はそれだけかと改めて考えると、加えてもうひとつあるんじゃないかという気がしてきます。

それは考えを整理するための場としての価値です。

別にそんな振り返りはメモ帳でもチラシの裏でも好きなところでやればいいのですが、そこはブログ。

かすかなPVというモチベーションが作用して、記事を書きながら自身を振り返る機会になります。

そうでもなければわざわざ時間と労力をかけて自分のレビューをするほど勤勉な人間ではありません。

 

となると、このブログは他人に読んでもらう為のものではなく、自分のための道具として運用すべきであり、そこに上手くPVと承認欲求というモチベーションを利用するのが似合っていそうです。

 

まとめ

そんなわけで、毎日更新でPVアップ!という目標に対して結果は失敗となったわけですが、収穫がなかったわけでもありません。

承認欲求を満たすツールとしてはいまいちなものの、備忘録として、そして振り返りの場として私にとってこのブログは少なからず価値のあるものとなっています。

「やらずに後悔よりやって後悔」並の陳腐な精神論に落ち着いた感もありますが、ひとまずこうして考えを整理できただけでも、活性化活動の価値はあったといえそうです。

とりとめのない最後ではありますが、今回はここまで。