Born to be a Loser

死んでも親の脛をかじり続けたい人間のブログ

スタートゥインクル☆プリキュアの感想

こんばんは、NooBooMです。

 

スタートゥインクルプリキュアを観終えた感想を今のうちに書き散らかしておきます。

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率直な感想としては、思ったより心に残らなかったな、です。

 

要所要所では感動する場面もありましたし、最後の終わり方もこれからを想像させるような悪くない終わり方だったと思います。

しかし、なぜ思ったほど心に残らなかったのか…

話の全体が綺麗にまとまりすぎてて、逆に新鮮みがなかったのかな…?

フワへの思い入れにギャップがあったから置いてけぼりだった…?

 

宇宙×イマジネーションというテーマ、とても良かったと思います。

異なる星々で繰り広げられる未知との遭遇

異種族への理解を通して見つめ直す自分たちのこと。

まだ知らぬ世界に対する知的好奇心というのは宇宙を愛する上で欠かせないものでしょう。

見果てぬ宇宙に広がるたくさんの可能性がもたらすワクワク感は、確かに、伝わってきました。

テーマへのそんな強い想いを感じられた点は、紛れもなくスタプリの素晴らしい点のひとつだと思います。

 

えれなさんのエピソードも良かったです。

自ら輝き続けると思われた太陽の少女も、実は周囲の人々に照らされることで輝けていたというエピソード。

月が太陽を照らすある種の幻想。

奇妙なようでいて親しみ深く、印象的な構成でした。

 

もしかしたら私の作品への感受性の問題なのかも。

シナリオの完成度よりも思い入れの方が強い…?

人数が多い・シナリオ描写に力を入れる、そうした作品では必然的に個々のキャラクター自体を描くシーンは減ってくるため、個々人に対する思い入れは浅くなりがちです。

先週一気観してガッツリはまったプリチャンの様に、短期間で最初から最後まで駆け抜ける視聴スタイルの方が私に合っているのかもしれません。

 

或いは、「感動できる素晴らしい作品に出会えた」という経験にこそ感動しているのかも。

 

それとも、単純に感動に飢えてなかっただけ?

 

追伸

『映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』は文句なしの傑作でした。

テーマソングが最高にエモーショナルで、聴いていると映画を観た際の感動が蘇ってきます。

この映画に出会えただけでも、スタプリを追いかけた価値は間違いなくありました。