【youtube-dl】1080pダウンロード可能で使い勝手も上々
以前から名前を聞いていたyoutube-dlですが、先日導入してみたところ大変便利!
youtube-dlはコマンドラインから操作するため一見難しそうに思えますが、ダウンロードのみなら「youtube-dl <対象URL等>」と入力するだけでできてしまうほどに簡単です!
なお、以下は全てWindows7における内容です。
Windows10でも恐らく同様の挙動をすると思いますが、MacOSおよびLinux環境はフォローしていません。
また本稿には、法や規則に触れる行為を助長する意図はありません。しょっぴかれても自己責任です。
導入
1.youtube-dl.exe
下記URLからyoutube-dl本体をダウンロード。
.exeとついたものがwindows用です。
2.Visual C++
また、導入解説に書いてある通り、Visual C++のパッケージが必要なので、これもダウンロードし、インストールする。
Download Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86) from Official Microsoft Download Center
3.ffmpeg(1080pを狙うなら)
それから、1080pで動画をダウンロードするために、ffmpegもダウンロードし解凍。
セットアップ
適当なディレクトリにyoutube-dl.exeを移動する。
このディレクトリに動画などを入れるため、専用のディレクトリ作成を推奨。
ここにffmpeg.exeも持ってくる。
次に、「C:\Windows\System32」に移動し、cmd.exeのショートカットを作成する。
ショートカットを右クリックしプロパティを表示。作業フォルダーの欄を空欄にする。
できたショートカットを、先ほどのyoutube-dl.exeのあるディレクトリに移動する。
上記の準備を済ませると、該当ディレクトリは以下の図のようになるはず。
この時点でcmd.exeのショートカットを起動してみる。
コマンドプロンプトが立ち上がり、以下のような画面になるので、試しに適当な動画をダウンロードしてみよう。
なお、コマンドプロンプト上ではCtrl + Vでペーストはできないので、右クリックから貼り付けを使用のこと。
無事にダウンロードできればひとまずOK!
720pで十分な人はここでお疲れ様でした。
1080pで落としたい人は、もう少しだけyoutube-dlに付き合って貰います。
1080pで落とす
以下のページを参考にしているので、気になることがあればリンク先へGO
まずは対象の動画のフォーマットを調べます。
youtube-dl <URL or ID> --list-formats
すると対象動画のフォーマット一覧が表示される。
すると、↓のような行がずらりと並ぶはず。
ここから、動画ファイルと音声ファイルを探し出す。
具体的には、「希望の解像度のmp4」と「(一番容量が大きい?)m4a」にそれぞれ対
応したフォーマット番号を見つけましょう。
(今回の例では299と140)
あとは参考記事にあるように、コマンドラインに入力する。
目的のformat-codeを次のように指定してあげれば良い。
youtube-dl <URL or ID> -f 299+140 --merge-output-format mp4
なお、このときのコマンドでは、必ず動画ファイルの番号+音声ファイルの番号とすること!
順番が逆だとエラーを吐き、動画ファイルの番号を先にするよう警告が表示される。
ダウンロードを待ち、あとはテスト再生をしてみて問題が無ければ終了です。
お疲れ様でした。
もっと使いこなす
IDとPWを要求するwebサイトなどにもyoutube-dlは対応しているようです。
バッチ処理などを組むのであれば、以下リンクも参考に。